歯科医師と歯科衛生士ができる治療の違いを理解しよう

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歯科医師や歯科衛生士になるためには

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歯科医師になるためには

歯科医師を目指す人は歯学部や歯学大学に通います。
医学系の学校は、4年制ではなく6年制です。
学校を卒業すると国家試験を受験する資格を得られます。
歯科医師として働くためには、更に1年以上の研修を受ける必要があるのです。
大学は国立大学、公立大学、私立大学とあります。
偏差値は65以上あれば合格できるところが多いでしょう。
地方の私立大学では、偏差値40から50で合格できる場合もあります。

国家試験の合格率は60パーセントほどで、歯科医師の数が過剰になっているため年々難易度が上がっています。
歯科医師として求められる人材は、手先が器用で、新しい技術を吸収する向上心があり、適切な治療を行なうためのコミュニケーション能力がある人です。

歯科衛生士を目指す人は

歯科衛生士になりたい人は3年制の短期大学、医療や福祉系の専門学校、4年制の大学の歯科衛生科や口腔健康科に進む必要があります。
専門学校であれば、細かい学科が専門的に勉強できます。
専門学校は実習形式の授業が中心になるので、知識だけでなく技術面も身につけられるでしょう。
専門学校卒業者は、社会に出て即戦力として働くことができます。

専門学校は、学校によって卒業までに資格が取得できるシステムです。
ですから卒業してすぐに仕事を始めることができます。
一方で歯科衛生士の資格には、出来ることと出来ない事があることを説明しました。
自分のやりたいことが、専門学校卒業でできるのかできないのかを確認してから進路を決めた方がよいでしょう。